八ヶ岳・赤岳真教寺尾根

  • 期間 2024-02-11~2024-02-12
  • メンバー L大野(40期)、田中(35期)、駿谷(40期)
  • 記録 駿谷

■2/11(日)
小淵沢駅からサンメドウズ清里スキー場までタクシーで7170円。リフト券売り場は大混雑で30分並ぶ。登山者はリフトに乗れないとかパノラマリフト往復券しか販売できないとか、多少のすったもんだがあったが、最終的にリフト1回券を2枚(1800円)でパノラマリフトに片道乗車可能、ということに落ち着いた。
リフト終点(1900m)からは膝下の新雪であったが、真新しいトレースがある。

途中で会った下山中の方々に状況を訊くと、昨日から猛ラッセルで撤退することにしたが、もう少し先まではトレースをつけているとのこと。ありがたい。
適地は2250m付近、2300m扇山山頂付近にもあったが、2316mピーク手前まで足を延ばして本日の幕営地とする。
夕食は贅沢に新鮮ぷりぷりの鳥鍋だ。
鳥鍋
夜間は風がごうごうと吹いていたが、それほど寒くはなかった。

■2/12(月)
4時起床。テントから出ると5cmほど降雪があったようだ。
本日の先行者と思われるトレースのおかげで、順調に高度を稼ぐ。
2450m付近から先行者トレースは県界尾根に向かってトラバースするよう方向転換している。
ここから、昨日つけられたものと思われる古いトレースに乗り換える。

2600m付近から岩の露出したエリアが断続的に現れ、ここで50mロープを出す。120~150cmのスリングが大活躍した。

天気は予報よりも早く良くなり、八ヶ岳ブルーを満喫する。赤岳を見上げても麓を見下ろしても、左の天狗尾根も右の県界尾根も、すべてが絶景。これだから八ヶ岳はやめられない。

2780mから上の岩稜帯は急勾配となり、且つ支点を取りづらいと判断し、天狗尾根の方向へトラバースしてから直登して一般道に合流する。

計6ピッチ。総じて新雪が締まっておらずスカスカだったため、無駄に体力と時間を使った感がある。
3人とも赤岳山頂にはなんの未練もなかったので、文三郎に合流すると直ちに行者小屋に下る。
長い南沢を惰性で進み、いつものように疲労困憊で美濃戸に着いた。

<行程>
2/18 パノラマリフト山頂駅10:50~牛首山12:10~2316ピーク手前(C1)13:30
2/19 C1 6:10~2600m付近10:00~文三郎道合流13:30~行者小屋14:30~美濃戸山荘17:10

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