雲取山(鴨沢-雲取山荘往復)

  • 期間 2007-02-17~2007-02-18
  • メンバー L佐藤(仁)(26期)、阿出川、井坂
  • 記録 井坂・佐藤

天候:2月17日 晴れのち雪 2月18日 雪のち晴れ
場所:雲取山(鴨沢-雲取山荘往復)

コースおよび所要時間:
1日目:奥多摩駅~鴨沢(09:20)~小袖乗越(09:50)~堂所(11:55)~七ツ石山
(巻道分岐)(13:40)~ブナ坂~奥多摩小屋(14:40)~小雲取山~
雲取山(15:50)~雲取山荘(16:30)

2日目:雲取山荘(07:30)~雲取山(08:00)~小雲取山~奥多摩小屋(08:45)~
ブナ坂~七ツ石山~堂所~小袖乗越~鴨沢(11:48)~奥多摩駅

記録:1日目 井坂、2日目 佐藤

1日目

奥多摩駅に向かう最中に、阿出川さんから「乗っている電車が車両故障で集合
時間に間に合わないかも...」と連絡が入るが、無事8:30のバスに間に合い
ホッとする。

鴨沢からの登りは先頭を井坂が勤める、途中で阿出川さんから読図、地形、高度
から現在地の確認方法、ペース配分などを学ぶ。

七ツ石山の巻き道位から北面に残雪が出てくるがアイゼンが必要なほどの積雪
はなく、雪があってもシャーベット状。頂上付近の積雪は20cm程度で残雪という
感じ。
山頂から雲取小屋への下りでは何カ所か凍っている箇所がありアイゼンを着用。

雲取小屋のテン場に到着直後から雪が降り始めましたが、整地された状態の
ままの場所があり楽に設営ができましたが、テン場に積雪がなく割り箸ペグが
使えず周りから大きめ石を集めて割り箸ペグを固定する。

テント生活では、阿出川さんに私物整理や生活術を教えてもらいました。
積雪が少ない上に凍結しており残念ながら水作り作業はできませんでした。

2日目

5時起床、夜通し風雪があり朝起きてみたら15cmほどの積雪になっていました。

朝食のためお湯を沸かしている時に、ふきこぼれたお湯でガスヘッドが濡れてし
まってガスが出なくなり、いろいろ格闘したけど阿出川さんのラーメンが生煮え状
態のまま...。3台のガスヘッドを持っていたにもかかわらず,1台は前日に水を
こぼし使用不能,2台目はゴトクが変形して開かなくなり,3台目が吹きこぼしで
使用不能となりました。
ガスヘッドのトラブルで出発が30分遅れたが、先行パーティーのトレースもあり
ルートに迷う事なく歩けたが、すぐにアイゼンが団子状態になり歩きづらかった
です。
                                      
 以  上

井坂の個人的な感想:
初自主、初冬季テント泊、初雲取山、加えて1日で約1500mを登ったのも初めて
と初物づくしでした。

テントに入る際にザックに荷物が詰まったまま入れてしまい、ハイドレーション
チューブが外れ、ザックの中に約1.5Lの水をこぼし、その一部はテントにもこぼ
してしまいました。
テント生活で私物整理の重要さを実感、外気温が低くなかったためテントが凍結
せずに済んだのは幸いでした。
翌日下山であり、これが縦走山行の途中でなくてよかったと思いました。
また、ひとつのミスは別のミスを連鎖して起こしてゆくもので、些細なことでも細心
の注意を払って行動する必要を痛感しました。
そして決定的に体力不足であることも判り、当面の自分の課題もはっきりとしまし
た。

ずっしりと重い課題を背負っての下山でしたが、冠雪したブナ坂からの景色は絶
品でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>