今回、私たちは碧岩西稜に行ってきました。穏やかな天気のなか、ちょっとしたアルパインクライミングを楽しんできました。
![01 三段の滝登山口駐車場](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/8800bfda9a78b24d8e32be56e4b3258a.jpg)
駐車場の様子です。トイレがあります。
![02 登山口の紅葉](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/3b4e009366efa45e51e1f85e47a24cf2.jpg)
登山口で紅葉が迎えてくれます。
![03 紅葉](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/836d9d3f2d944211b923d6da434d10f3.jpg)
![04 紅葉](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/d946ae23bd8eb0a77cf23bc98bd15882.jpg)
登山道で紅葉を楽しみます。
![05 三段の滝](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/8cb7a3afe954d41e5a3510aad6e905fa.jpg)
三段の滝の様子です。左岸を高巻きます。
![06 碧岩西稜ギャップ](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/8120f1e452906cfce0c7cd44a11f0f88.jpg)
三段の滝の滝口の先で居合沢を右岸へ渡渉して、写真の西稜のギャップを越えて西稜の北側に回り込みます。西稜に沿って斜面を登り、斜面が緩やかになってから間もなく左手に尾根が現れます。ここから右手に見えるルンゼから西稜に取り付きます。
ネットの情報によると上記ギャップよりもさらに上流の西側から西稜に取り付くと楽なようです。二子岩への分岐前、碧岩沢の出合が見えるあたりにケルンと赤布がありこれが目印とのことです。今回は先行者の踏み跡をたどります。
![07 碧岩西稜](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/cd2dc0a652b9e2b7b65b504b955b6913.jpg)
30mロープで登っていきます。
![08 碧岩西稜](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/c9671c16cb8fcea5b32627f234e695e9.jpg)
紅葉を見下ろしながら登ります。
![09 山頂記念撮影](http://www.sanjc-gijutsu.com/site/wp-content/uploads/2023/11/b519761d666e30b28e5743d06e61a87a.jpg)
山頂で記念撮影です。
【時間経過】
三段の滝登山口(7:10)~一般登山道~三段の滝(7:30)~右岸への渡渉地点(7:50)~西稜取り付き地点(8:20)~碧岩山頂(12:30)~一般登山道~三段の滝登山口(14:40)
【感想】
■木村
紅葉を楽しむには時季が遅いと思っていましたが、幸運にも紅葉を眺めながらの登山が出来ました。今シーズンの紅葉狩りはこれで終わりになるでしょう。
碧岩西稜を登るのは初めてだったので、取り付きから山頂までロープを使用しました。そのために時間がかかりましたが、実際に登ってみてロープが必要だと思ったのは2か所でした。取り付きのルンゼと山頂近くの岩稜帯の計2ピッチです。取り付きのルンゼは見た目は易しいですが、実際は微妙なクライミングとなりました。ネットの情報の通りケルンがある場所から西稜に取り付いていればもっと楽に登れたのかもしれません。山頂近くの岩稜帯は右の側面をトラバース気味に残置ピトンに導かれながら登っていきます。この岩稜帯が核心部になると思います。私は登山開始から下山までアルパイン用のクライミングシューズを履いていたため、岩稜帯は快適に登れました。その代わりに、下山中に落ち葉で隠れた沢に何度か足を突っ込んで、シューズの中まで濡れて冷たい思いをしました。
碧岩への登山道の情報は南牧村公式サイトでダウンロードできます。
■高橋
標高差も少なく取り付きまでのアプローチも短い。太った私にうってつけのリハビリルートではないか。少し悩んだが挑戦することにした。しかし、三段の滝から西稜の取り付きまでの急峻な斜面を強引に登るアプローチに体力を消耗。その後は飲まず食わずで碧岩頂上まで登った。核心部は完全なクライミングだった。細かい技術等、学びのある登山でとても有意義であった。ブヒブヒ言いながら登ってましたけど。