裏妙義縦走

  • 期間 2007-3-10
  • メンバー L神山(25期)、SL小林(英)(25期)
  • 記録 神山

神山さんの四国転勤前の自主企画。土曜に裏妙義、日曜に表妙義をやり、土曜夜はテントで猪鍋というてんこ盛りだが、自分は都合により裏のみ参加。

神山さんの車で裏妙義国民宿舎へ。
7時過ぎに歩き始め。時折大岩が転がっている他は、しばらく普通の山道。標高800m付近に丁寧に石を積んだ室があった。入口は狭いが、中は2,3人快適に過ごせそう。神山さんによると炭焼き小屋神山さんこと。キツツキの音が聞こえる。気温約6℃。
もう少し行くと笹の葉に薄く雪が乗っている。夕べの雨が一時雪になったのだろう。上がるにつれ、積もっているという程ではないが白が目立つようになってきた。鎖場も出てきて、素手では冷たい。
丁須の頭の手前、鎖付き急傾斜を越え北面に入るといよいよ道が白いが、踏んでみると特に滑ることもない。軽アイゼンは持参しているが、そのまま行く。
丁須の頭の下の鎖場は、まっすぐ上がってから右にトラバース。鎖が少し濡れており、素手では滑りそうなのが嫌らしい。K山氏の着けている滑り止め付き軍手が効果ありそうだ。トラバースには少し雪が付いていて、足を掛けると滑る。ここは鎖に体重を預け、腕を伸ばして岩に垂直になる感じで通過。トラバースが終わったところに直登してくる鎖もあったので、こちらの方が登りやすかったかもしれない。

9時過ぎ、丁須の頭の肩に到着(写真はその手前)。足場から鎖に掴まる部分はオーバーハングで、手が滑ったら5,6mの墜落後、岩場を転がり落ちることになる。鎖にセルフビレイを取りながら上がることにして、狭い岩の上でハーネスを装着。ここもビレイなしで動くのは少々怖い。ハーネスは下で着けておくべきだった。

一応神山さんがロープを引いていくことにして、セルフを取った上で鎖に掴まり岩に足を掛けてハングを越える。そこから上は見えなくなってしまうが、やがて「確保するからロープ着けて」の声。上に支点が取れたらしい。自分もロープの他に一応セルフを取って鎖を掴むが、最初の一歩が難しい。少しジタバタしてハングの上に立ち、あとはセルフを外して登る。保険のために確保は必要だが、上部は特に難しくない。
9:30 丁須の頭頂上。神山さんは鎖の基部を支点にしていた。細長い岩の上、それぞれにセルフビレイを取って一休み。周りのギザギザの峰、横川の街、いい眺めである。下の樹林では葉の上で融けた雪がキラキラと光っていた。
下降は懸垂で。と言っても出だしは鎖と岩に手を掛けている。ハングの上から懸垂体勢になるが、肩の岩場は斜め下なので、戻るのがちょっと苦労。

少し行くとエアリアにいう「チムニー内20mの鎖」。30mロープを繋いで降りようと分担していたロープを出すと...神山さん、なんで2本持ってるの? 二人で3本とは豪勢だが、1本はザックにしまって降りる。
エアリアでは赤岩の先「鎖でトラバース」が2ヵ所だが、その前に鎖の下りがあった。上からは見づらいが岩に足場が切ってある。トラバースは実際には4ヵ所ほどあるが、本当に厳しいところはハシゴと金網で道が作ってあるので、難しいことはない。それでも、通過してから後ろを見るとかなりの高度感である。
エアリアに「見晴」とある辺りか、浅間山が見えた。噴煙なし、雪少ない。烏帽子岩や丁須の頭を振り返りつつ、11:30に三方境。

ロープ等の不要な荷物を神山さんのザックにまとめてデポし、谷急(やきゅう)山へはただ歩くだけ。しかし、エアリアで破線になっているだけあり、後半の急登は木の根やトラロープを掴んだりとかなり厳しい。登山道の下にところどころ氷が見える。沢ではないが滲み出した水が凍ってちょっと氷瀑のようだ。P4、P5・・・とアップダウンを越え、13:00ちょうどに妙義山の最高峰1162mに登頂。やや曇ってしまったが、ここも周囲の山、眼下の高速道路と眺望良好。北西尾根のバリエーションルートへの下り口は、上がってきた道から山頂に向かって右側にある。

休憩の後、往路の急登を今度は転げ落ちないように下り、14:10に三方境に戻る。おや人がいる、と思ったら、神山さん「あれ、来たんかい!」 神山さんの弟さんが国民宿舎から巡視道を上がってきたのだった。
3人でその巡視道を行くと、これが長い。樹林の中の淡々とした下りだが、三方境から国民宿舎まで標高差500m近く、それなりの傾斜だ。登りルートにはお勧めできない。中木川を渡って林道に上がり、15:30 国民宿舎。
登攀要素とハードな歩き要素と両方あって、面白いコースだった。

峠の湯(http://www.usuitouge.com/tougenoyu/)で汗を流した後、横川駅まで送ってもらう。
おそらく、神山さんとは四国出発までに会う機会はないだろう。簡単に別れの挨拶。神山さんが四国にいる間に一度、石鎚山など行ってみたいものである。

【行程】
裏妙義国民宿舎(7:10)~丁須の頭(9:10~9:50)~三方境(10:30)~谷急山(13:00)~三方境(14:10)~裏妙義国民宿舎(15:30)

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