アイスクライミングトレーニング/南八ヶ岳 美濃戸口河原奥

  • 期間 2018-03-17
  • メンバー L木村広(27期)、二見(27期)
  • 記録 木村広
 今回、私たちは美濃戸口河原奥でアイスクライミングトレーニングをしてきました。当初は2日間の日程で、2日目に南沢大滝に行く予定でしたが、1日目に疲労困憊するほど登って筋肉痛に苦しんだ為、日帰りに予定を変更しました。


 JR小淵沢駅に集合し、マイカーで八ヶ岳山荘駐車場に向かいます。美濃戸口の河原奥に移動しアイスクライミングの練習を行います。風がほとんど無く、気温はマイナス1℃前後で快適です。


01 右の氷瀑
右の氷瀑でウォーミングアップします。 02 左の氷柱
03 左の氷柱
06 左の氷柱
左の氷柱で遊びます。 氷は硬くて脆く、アックスやアイゼンが刺さりません。刺さった刃は氷から簡単に外れてしまいます。 【感想】 ■木村  今回は氷柱を登るのが楽しくて、アックスが強く握れなくなるまで何度も登りました。氷の状態が良くなかったのも良い経験になったと思います。最上部まで登れたのは最初の数本で、後は何度も落ちながら、持久力のトレーニングの様なことを行いました。トップロープでのICは思い切ったムーブが出来てとても面白いです。また機会があったら行きたいと思います。 ■二見  前日の前線が東に移動して無風快晴の絶好のトレーニング日和。八ヶ岳山荘周辺に雪は無い。11時半過ぎほぼ駐車場は満車、大勢の登山者で賑わう。10分ほどの南沢までの下り坂道で凍った路面にアイゼンを装着、橋を渡り車道からそれて左岸に渡渉する。凍った滝が残っているか心配だったが、一組先客あり。1月に来た時より氷が硬いような感じだ。リーダーが設置してくれたトップロープ、高さ15m右側出だし50度程度で、中間で70-80度。三角バランス、両足平行、腕を伸ばした状態でのキック等を意識しての反復練習。リズムを覚える・・・。アックス、アイゼンを研いだかいもあり(打ち込み角度90)氷から抜ける確率が大幅に改善された。途中から二人組のパーティーが入ってくる。  左側の氷柱のトップロープは絶壁左側からトラバース気味に氷柱真上の立ち木にリーダーがセット。数年前は殆ど登れなかったが一番優しい右側ルートを上まで行くことが出来た。トップロープがセンター左の為、右側からトラバースする時振られ、腰ロープの重心が低く横向き状態になる。(チェストハーネスにロープをかけていると避けられる。)何度も繰り返すうち、腕が段々パンプしてきて、左右のアックス切替中片方のアックスを離してしまい、リーシュにぶら下がるような状態になる。1本アックスで少し登り返し、リーシュを揺さぶることで何とか抜くことが出来た。夕方隣のパーティーも帰り、寒からずの中、貸切状態で頑張る。入場料を払っても良い位の絶好のコンデション。時々こんな日があると厳しい吹雪の時も忘れ、又来たくなる。

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