笛吹川東沢 アイスクライミングトレーニング

  • 期間 2016-02-19
  • メンバー L木村広(27期)、二見(27期)
  • 記録 木村広
 斜度90度近い氷の壁を安定してリード出来る様になる事を目標として、笛吹川東沢右岸の氷壁にてアイスクライミングの練習をしてきました。

 暖かな日差しの中、JR塩山駅に集合。マイカーで西沢渓谷無料駐車場に移動します。駐車場までの道路には凍結や積雪は無く、駐車場も一部に雪が残っている程度です。天気予報では東京の最高気温は18℃となっていて、気温の上昇が心配されます。

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 無名山塾の講習でお馴染みのアイスエリアです。あまり氷がありません。ここで練習します。 DVC00001.JPG
 練習場所の4mほどの垂壁です。気温は1~3℃ほどで、氷の状態はあまり良くありません。 【行程】 駐車場10:00~右岸のアイスエリア11:00-17:00~駐車場18:00 【感想】 ■木村  今回は、グリベルのエックスモンスター(Grivel X-Monster)と、ペツルのリンクス(Petzl Lynx)を使用して登りました。  モノポイントにしてあるLynxは、デュアルポイントのアイゼンとは異なり、一回の蹴り込みでしっかりと氷に刺さりました。 04 X-Monster
 X-Monsterは、ミックスクライミング用のアイスアックスです。氷を割らないようにピックを1~2cmほど突き刺すと、しっかりと氷に引っ掛かります。お手ごろな価格に設定しているグリベルに感謝です。さらに定価の7割ほどで購入出来たので、販売店にも感謝です。X-Monsterは、重い事と奇抜なデザインの為に人気が無いのか、ネットで調べても使っている人をあまり見掛けません。  今回は、道具のおかげでとても楽にリードが出来ました。アイスクライミングは道具の良し悪しによる影響を大きく受けるようです。より高価なアイスアックスを使うとどれくらい楽に登れる様になるのか、試してみたい気がします。 ■二見 アックスはCASSINのX-ICE(700g?)、X-ALP(630g?)。アルパイン用は角度が急な壁では小指をぶつけて引っかかりが悪く抜け易い。  1回目の模擬的リードの練習(トップロープで確保)は馴染めず腕はパンプするし、つららの壁にアイゼン(GRIVEL-G14)は抜けてしまうし散々。リーダーのニューアックスを借用し、アドバイスを受けて何とか垂壁をクリア。  少し自信がついてアイススクリューの脱落防止(リーダーオリジナル)を装着して支点作りの練習をする。  何度かやると面白味も出てきて手順もスムーズに。チームを組むにはリードが出来ないとルートはこなせない。  午後はかなり氷も解けてきて引っかかりが緩くなってきた。  自家用車があると日帰りが可能で、効率の良いトレーニングができました。  平日で駐車場も貸切、沢も独占状態。  天候にも恵まれて上々の一日でした。  小遣いを貯めてもう1本、アイスアックスを次回までに買えれば・・・。

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