つづら岩RCT

  • 期間 2018-07-23
  • メンバー L保岡(32期)、田中(35期)
  • 記録 田中

今回、チームmeatコンビは前回の二子山に続きマルチピッチクライミングのトレーニングのため、東京都西多摩郡檜原村千足のつづら岩にやってきた。青梅で40℃を記録した猛暑の中、淡々とクライミングを重ね、無事生還。帰りに立ち寄ったセブンイレブンのソフトクリームがおいしかった(特にコーンが香ばしい!)。

保岡さんを拾って中央道を八王子ICで降り、2時間30分で千足に到着した。ここから1時間のアプローチ。樹林帯は日差しが遮られ、時折涼しい風が吹き抜ける。しかし、気温と湿度が高く、大汗をかいた。8時30分から登り始め、天狗滝、綾滝を通過し、9時30分には岩場に到着。水を飲んだりハーネスを着けたりして10時から登り始め、15時に終了。

■右クラック Ⅳ
慰霊碑の真下からアプローチする。クラック沿いに登る。ハングしている下のポイントに無念が漂う残置カムがあり、ありがたく利用させてもらう。ハングを越したところの1P目の終了点手前が悪かった。20mくらいだがしっかりしたテラスがあり、練習のためピッチを切った。
2P目は一段登ったところの大岩を抱くように回り込み、手足が少ないところをずり上がる。10mで終了点。あまりにも短いので5m上まで無理やり登って終了とする。
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■一般ルート Ⅳ
何度も登っているがなんとなく怖いルート。取付が難しく、ここがⅣのような感じだ。一段登れると両手にガバがある。レイバック気味でよじ登ると階段状の場所に出てホッとする。
トラバースまでの道のりは左右どちらでも行けそうで迷う。右上した。トラバースの段は上段か下段か迷う。上段を使った。トラバースを越えてピッチを切る。ここからは最後の5mのクラックライン。終了点に乗り越すところが核心のⅤ。右半身になり、足とお尻でスメアリング気味に体を上げて上のガバを取る。
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■左ルート Ⅳ
一般ルート取付から5mくらい下がったところにあるクラックから取り付く。レイバック気味に上がってから体を外に出し、両手ガバにぶら下がってよいしょと体を上げる。左側の木に向かって手足がありそうなラインを登り、木の下でピッチを切る。2P目は木の下から一端右に体を出してから左上する。右上は難度が高い。15mくらいで一般ルートの左側に終了点の残置スリングあり。
4

<メンバー所感>
■保岡
都心は37度の猛暑、3ルートとも集中していたせいか暑さは気にならなかった。
ルートはほとんどⅣとⅤ、僕らには丁度良く有意義な一日でした。

■田中
充実した3本のトレーニングだった。下りのとき、小天狗で滝行をしている家族がいた。娘の濡れた白装束に心が乱された。修行が必要なのは、そう、わたくしです。

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