
応用ステップ「残雪期の山その2」は小蓮華尾根から小蓮華山(2766m)の予定であったが、幕営地の白馬尻から偵察に行ったところ雪が少ないため、杓子尾根に変更になった。
■5/2(土)
1日目は猿倉登山口から白馬尻までの移動。途中スノーブリッジが崩壊した川を跨がなければならないが一歩が出ない。田中さんが差し出してくれたストックを頼りに何とか渡る。その先、今にも崩壊しそうな薄いスノーブリッジがある。
■5/3(日・祝)

2日目は曇り。昼過ぎから降雨予報のため、下山の時間も考慮し行動開始。
藪漕ぎを避けるように雪面を探しながら登っていく。それでも時々藪漕ぎの箇所があり、手足を大きく使い抜けていく。
右手眼下には大雪渓を登っている数グループが見える。時折、落石の音が響く。
順調に標高を上げていくが、今まで感じなかった風を2500m付近で感じられるようになる。リーダーがここで引き返す判断をする。
藪漕ぎを避けるため広いカール状のところを下るが、途中で本来の尾根と離れていることに気付きルートを修正。長いトラバースを繰り返しながら本来の尾根に戻る。
幕営地に到着して間もなく雨が降り始め、翌朝まで続いた。
■5/4(月・祝)

雨の中のテント撤収に気分はどんよりとしていたが、テントを出ると雨の勢いが急に弱まり、出発時には完全に上がった。今日は猿倉登山口まで下山するのみ。
初日に渡れたスノーブリッジはこの雨でどうなっているのか。現場に着くとやはりブリッジは崩壊しており、昨日の雨で水量も勢いもある。安全に渡れそうなところを探し一人ずつ渡渉する。
登山口に到着しバスの時間まで荷造りをする。八方の湯に浸かり、お昼と美味しいビールを頂き帰路につく。
【行程】
5/2 猿倉登山口13:30~白馬尻(幕営1550m)15:00
5/3 白馬尻5:00~2500m付近10:00~白馬尻13:30
5/4 白馬尻5:30~猿倉登山口6:30
