照葉峡

  • 期間 2023-06-10
  • メンバー L大野(40期)、駿谷(40期)、平(40期)、高橋(41期)
  • 記録 大野

「3~4時間の遡行でツメのない沢」をテーマにメンバーで場所を検討し、全長5km程で、沢沿いに車道がある照葉峡(てりはきょう)を企画した。関東の奥入瀬と呼ばれ、新緑と紅葉が美しい「11の滝」が連なる景勝地である。
 みなかみ町観光協会公式サイト ⇒ https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=513
 関東の奥入瀬「照葉峡」新緑と紅葉が美しい「11の滝」MAP ⇒ https://www.minakamikogen200.jp/sightseeing/teriha/waterfallmap.pdf
照葉峡

手小屋沢園地の車道脇の駐車スペースに駐車。橋を渡ったところが入渓点。
入渓点
「11の滝」全制覇だ!と意気込むが、潜龍の滝、岩魚の滝は、入渓点より手前のため車道から眺める。

いざ入渓。水はとても澄んでいる。深いところがあちこちにあり、登攀はほとんどないが、へつりが多い。ヌメリは多少あり、ラバーでも行けるがフェルトが安心。
水はとても澄んでいる慎重にへつる
白龍の滝が現れる。釜が深く、水流が激しい。事前調べで情報は得ていたが、数日雨が続いたため、11の滝MAPの写真と見比べても水量はかなり多い。
白龍の滝
安全策をとり、ここは高巻き、ガードレール沿いを少し進み、水流に戻る。
続いて山彦の滝。11の滝のうちでは最大規模。ものすごい迫力だ。車道へ上がるが、ここがあまり良くない。滝を眺める観光客の前を通過して、山彦の滝の標柱と石碑を少し過ぎたところで水流に戻る。山彦の滝
単調で穏やかなところや奇麗なナメもあり、澄んでいて気持ちの良い沢は続く。釣り師数名に遭遇。
次の翡翠の滝は左岸を登ろうとするが、滝上の降口が深く、水流が激しい。一旦落口へ引き返し、右岸へ回り、高巻く。翡翠の滝
入渓から1時間半が過ぎたところで休憩。思った以上に時間を要している。11の滝制覇は諦め、時間を決めて車道へ上がる計画に変更する。
その後も名もない滝が連続し、深いところはへつり、高巻きを繰り返す。

木精の滝が見えてきた。しかし、深いところが多く水流が激しい。落口まで進むにも時間がかかりそうだ。時間をみて、この先へは進まず車道へ上がることにした。ここで初めてロープを出し、車道側へ渡渉。
ロープ渡渉
車道へ出て、スタート地点の手小屋沢園地へ戻り装備解除した。

すぐ近くの湯元館日帰り湯800円で汗を流し、道の駅みなかみ水紀行館で新鮮野菜とキノコを買い、埼玉まで帰着後にホルモン屋で反省会となった。つづみの滝、不断の滝、時雨の滝、木の実の滝、ひぐらしの滝を残したが、また来よう。
名もない滝で集合写真

名もない滝にて

<装備>
クライミングロープ:8mm×30m 1本

<行程>
手小屋沢園地10:00~白龍の滝10:25~山彦の滝10:35~翡翠の滝11:10~名もなき滝12:00~車道12:30~手小屋沢園地13:00

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