小草平ノ沢下降

  • 期間 2025-11-03
  • メンバー L高橋(41期)、藤木(42期)
  • 記録 高橋

近年の講習において堀山の家から小草平ノ沢を下降していないので、自主で実施しました。
上空に寒気が入る予報のため震えながら行動することが懸念されましたが、日差しが強く、堀山の家まで登ると汗びっしょり。
小草平ノ沢上部は昨今の豪雨のせいか、だいぶ荒れていました。2段4mの滝はロープを使用せずにクライムダウン。クライムダウン
続く7mの滝(標高740m付近)はこれまで懸垂下降支点としていた急斜面の立木が絶えており、さらに株本付近が豪雨により洗堀されて根が出てしまっている。残念だが支点として使用できない。リスクはあるが、沢と水平に落ちていた大きな倒木で支点をとって懸垂下降。懸垂下降
行動中は寒くないが、水は冷たく浅い釜でも慎重に足を置いていった。
流芯白岩上流の平坦地で昼休憩。湿ったウェアが風にあおられ寒い。
3段12mの滝では、懸垂支点の倒木に砂利が堆積していたのでハンマーのピックで掘り出し、ロープを設置できるようにした。
最後の5m滝では、以前自分でセットした捨て縄をナイフで切除し、新たに設置。捨て縄で流動分散を作りロープをセット。半信半疑だったが問題なくロープを引き抜けた。
二人だったので講習と比べ素早く下降できた。早い時刻に下山したので二俣では通過する登山者が多く、お着換えを披露する羽目に。

〇クライミングロープ 8mm×30m 2本
〇水量:やや少ない

<行程>
大倉BS8:30~見晴茶屋9:05~堀山の家10:15-10:40(沢装備)~10:50入渓~4mCS滝(標高700m付近)11:40~二俣13:15-13:40(装備解除)~大倉BS14:45

<参考:気象データ(アメダス丹沢湖)>
〇雨量:10/27 0.5mm 10/28~10/30 0mm 10/31 47mm 11/1 3mm 11/2~11/3 0mm