応用ステップ「泊りの沢登り」で笛吹川水系釜ノ沢東俣の予定であったが、台風15号の影響によりサブプランの葛葉川本谷へ行ってきました。5月の基本ステップで遡行した(⇒ 2025/5/25 葛葉川本谷)ものの前日の雨の影響で大平橋(林道)で脱渓となったため、今回リベンジ。アメダス丹沢湖は二日間で200mm以上の降水量を記録しているが、止んでから遡行開始まで44時間程度経過しているため、平水量と予測した。
葛葉の泉で沢装備に換装、入渓。両岸から雨水が流れているようなことはないが、水量は多い。
多少ともリスクがある個所は迷わずロープを出す。横向ノ滝では秋永さんと中村さんが支点を構築しビレイ。
板立ノ滝では中村さんが果敢にフリー登攀。上部で支点を構築し田中さんがセカンド。他は全員巻いた。
大平橋(林道)手前のF6(5m滝)は水の勢いがあるが、巻かずに左側を登る。
林道を過ぎても滝はまだまだ出現してくれる。この小滝は水流を思い切りかぶりながら登った。
まだまだ出現。
富士形ノ滝は左を登る。中村さんは流心を攻めて見事に攻略。
三俣を左俣に進路をとり、樋状の滝の右壁を登る。二俣が現れるがツルツルの滝らしき滝とスニーカーのぶらさがった二俣が出てこない。左俣が涸れている二俣が出現。右俣を選択するとすぐにピンクテープがあり、薄い踏み跡があった。ツメはここのような気がする。皆に待ってもらい偵察するが道が悪く、過去に登った際の印象と異なる。
中村さんからもう少し先ではないかとの意見をもらい、右俣を進むとすぐにツルツルの滝が現れた。その先にスニーカーのぶらさがった二俣が現れ、右俣にピンクテープと踏み跡がある。ツメはここだと確信。明瞭な踏み跡を辿り登山道に出た。
予定を変更して三ノ塔尾根で大倉に下山。そのまま渋沢駅近くで反省会となった。
〇クライミングロープ 8mm×30m 1本
〇水量:多い
<行程>
菩提BS 8:30~葛葉の泉9:10-9:40~大平橋11:50~スニーカーの二俣(950m)13:40~登山道(1050m)14:25-14:50~大倉BS 16:30
<参考:気象データ(アメダス丹沢湖)>
〇雨量:8/31~9/3 0mm 9/4 63mm 9/5 144mm 9/6~9/7 0mm
