久しぶりのマルチピッチ登攀で、稲子岳にきた。
登山口の林道前駐車場からスタート。しらびそ小屋は臨時休業。 ミドリ池のリフレクションが綺麗

2110ｍあたりのピンクテープから右手に入り、稲子岳南壁を目指す。 取付きへの目印

急登！すぐに取り付けると思っていたが、そこから120ｍほど登ってようやく取付きへ。いかにもなカンテの真ん中に取付きのテープがある。 ようやく取付き

○１Ｐ：35ｍ 八重樫リード
岩が脆い部分がある。
○２Ｐ：30ｍ 鹿内リード
凹角を登る。カムも使う。
○３Ｐ：40ｍ 八重樫リード
出だしが核心とのことだが、そうでもない。左のクラック、右のチムニーのどちらでもいけるが、チムニーを選択。 チムニーを行く

○４Ｐ：35ｍ 鹿内リード
凹角を登る。ハーケンが少ない立った岩を越える際に一瞬緊張するが、手足はしっかりある。 景色が素晴らしい

稜線に出たところで終了点の先の柵が見えた。５Ｐ目を登ることも出来たがほんの数ｍなのでここで終了。 帰り道は明瞭

久しぶりだったため緊張したが、初心者向けのルートで良い練習となった。アプローチが長く、取付きに着いた時点で疲れきってしまったのが難点だ。

＜行程＞
登山口駐車場5:00 ～しらびそ小屋6:30～左カンテ取付き（登攀準備）7:50-8:30～終了点（装備解除）11:00-11:30～登山口駐車場13:30

＜主な装備＞
50ｍロープ×2、カム（３箇所で使用）