体力が落ちているため、難易度が高くなくいつでも離脱できて綺麗な沢ということで、スッカン沢＆桜沢の沢登りを行った。山の駅たかはらから登山道でスッカン沢と桜沢の出合まで下り、スッカン沢を遡行。適当な場所で脱渓し、登山道で出合に戻って桜沢を遡行。桜沢脱渓後はそのまま駐車場まで登って行くという、ちょっと変わった行程だ。

咆哮霹靂の滝のあたりまで下り、装備を整えまずはスッカン沢へ。

出合から入渓

予想に反して気温が低いため寒い。これが噂のスッカンブルー。

スッカンブルー

青白くキレイ。小さい滝でも釜が深く寒いため、できるだけ端を進む。沢登りと言うより岩歩き。

スッカン橋を越えたあたり

スッカン橋を越えると雄飛の滝。滝前は高い柱状節理が取り巻き、至る所から滝のシャワーが降り注いで壮大な景色。

雄飛の滝

この滝は爆流で登れず、また岩歩きにも飽きたので、脱渓し登山道に出た。道を間違えて一度沢に戻り、東側の踏み跡から再び登山道へ出て、沢の出合まで下る。

咆哮霹靂の滝の看板から桜沢へ

スッカン沢に隣接する沢なのに不思議と水の色と岩が全然違う。こちらも水がとても綺麗。咆哮霹靂の滝は二つに別れた大きな滝だ。右側の滝を登る。

滑るがホールドは豊富

登りきったら広々としたナメ滝！

広いナメ滝

素晴らしく気持ちが良い。そこから200ｍほど標高を上げると雷霆（らいてい）の滝。名前がやたらにかっこ良い。

雷霆の滝

迫力がある。ヌメるので緊張するが左側の二条の水流の間を慎重になんとか登る。

心配だったのか登山中の男性が下から見守ってくれていた。

登りきったご褒美のナメ滝

雷霆の滝を過ぎるとだんだん沢が細り石も大きくなってきた。滝も細くなるが釜はやはり深いので迂回をしながら遡行。

小滝だが滝壺は深い

石が大きく歩きずらい。ほとほと飽きてきたところにラストのおしらじの滝。前日が雨でないと流れていないため幻の滝と言われているらしい。木曜が大雨だったので期待していたが、残念ながら水は落ちていなかった。

おしらじの滝

釜が青く深い。
観光客用の階段を登り公道を歩いて、山の駅たかはらに戻った。
※行動中、気温が低かったが、ヒルはいた。

＜行程＞
山の駅たかはら7:00～桜沢・スッカン沢出合(スッカン沢入渓)8:00 ～桜沢入渓10:50～おしらじの滝13:00～山の駅たかはら14:00

＜主な装備＞
30ｍロープ