この夏のチャレンジ山行に向けての訓練日。痩せ尾根や高度感に慣れたいということで・・・実はまだ妙義に行ったことがなかったので、一般道ではあるのだが、お付き合いいただいた。
松井田駅集合。大の字、相馬岳、バラ尾根から金洞山・・・と順に眺め、表妙義の概念を頭に叩き入れる。今日は手前半分だけだ。

タクシーで妙義神社へ。神社の装飾がとても綺麗で、ちょっぴり観光気分。登山道に入ってからはそれなりの急登。稜線に出るまでは蒸し暑い!

大の字岩峰から町を眺める。

稜線に出てから鎖場が続くが、アプローチシューズのフリクションがばっちり効くので、ビビることはなかった。でもそれはクライミングの心得があるからで、ダブルストックを持ったままトレランのような軽装備で突っ込む登山者を見ると、危ないなぁと思ってしまう。

高度感に慣れようということで積極的に高いところから眺めてみる。長い鎖の下降箇所はクライムダウンの良い練習になった。
天狗岳を過ぎたところで予定より時間が押していたので、相馬岳は今回は見送ることにした。タルワキ沢のコルより中間道へ。

途中、枯滝での(敢えての)懸垂下降を予定していて、スリングのチェストハーネスを装備していたのだが・・・実際に30mロープを出してみると微妙に長さが足りなくて、懸垂は諦めた。素直に巻道を下る。
中間道に降りてからはペースが上がり、時折小走りで進む。

妙義神社に戻り、無事に降りてきたお礼とこの夏の安全祈願。タクシー待ちの間に麓の茶屋で乾杯! モツ煮やこんにゃくが美味しかった。
今回は妙義に「触れた」程度だったので、表妙義後半やその他のバリエーションルートなど、チャレンジしていきたい。
<行程>
登山口8:25~妙義神社8:40~大の字岩峰9:15~天狗岳12:30~タルワキ沢のコル13:00~タルワキ沢分岐14:20~妙義神社15:10~登山口15:25
