荒川水系大洞川・荒沢谷

  • 期間 2026-07-19~2026-07-20
  • メンバー L高橋(41期)、SL中村(42期)、堀越(45期)
  • 記録 中村

自主山行で泊りの沢に行こうと東黒沢~ウツボギ沢を計画していたが、急遽、荒沢谷に変更となった。
関東甲信地方の梅雨明け前後ということもあり、雲取山周辺は平地で35℃前後まで上がる猛暑日となる一方で、山間部特有の急な雷雨(ゲリラ豪雨)や天気の急変に注意が必要な気候だったが、山行中は雨に降られることもなく、曇り時々晴れの天気であった。

■7/19(日)
三峰口バス停8時55分のバスで雲取林道入口付近までの予定であったが、満車のため乗車できなかった。しかしながら、たまたま三峰口駅で客を降ろしたタクシーに乗車し、鮫沢橋まで楽に行くことができた(途中三峰神社渋滞もあり、料金10500円)。
1時間ほど歩き、荒沢橋に到着し沢装備をして、12時に入渓。
入渓地点から入ってすぐ
とても水量の多い沢で、 期待と不安で胸をふくらませ、さぁ出発。ナメ滝が連続していて登っていて楽しい。
水量多い
13時30分にベンガラの滝(930m)。周辺の岩肌が朱色で名前どおりの滝だ。右側のカンテが登れそうかなと思ったが、左から巻いて通過した。
ベンガラの滝
ベンガラの滝の先はゴルジュとなり、楽しい小滝が続く。
ゴルジュ、小滝小滝
菅ノ平には14時過ぎに到着した。
まずはタープとツェルトを張り、今回のメインイベント(?)の焚き火を開始。雨で薪が湿っているのではとバトニング用ナイフと着火剤(ワセリンコットン)を持参したのだが、火は付くものの太い薪にまで回らず、1時間以上粘った末にあきらめた。楽しみだった焚き火は出来なかったが、持参したビールとウイスキーを飲みながら食事をし、早々に就寝した。

■7/20(月・祝)
4時に起床し、5時30分に出発。
6時過ぎ、今回の一番の難所である井戸淵に到着。深い釜で取付きも困難で登れそうにないため、左から高まいた。高橋さんが先頭で登るが、急斜面な上、足元が崩れるグズグズのルンゼで、途中からロープを出してもらい無事通過した。奥秩父の大洞川支流の荒沢谷は、初級・1級上の難易度というが、それ以上なのではと感じた。
小滝
狼谷の出合では懸垂下降せずに左の本流に下りることができた。その後、ゴルジュを抜けた先で大きく開けた幕営適地に出た。
北雲沢出会(1350m)には9時頃に到着し、北雲沢を進むと段々と水量も減り倒木も多くなる。1600m付近で右側斜面に見出した踏み跡を登り、尾根筋を辿ると11時過ぎに三条ダルミ(1760m)近くの登山道に出ることができた。
登山道に出る
三条ダルミで沢装備を解除し、雲取山山頂には寄らずに鴨沢バス停を目指して下山した。途中の茶煮場水場で冷たい湧き水を飲み、バス停には16時30分に到着した。
次のバス(18時4分)まで、鴨沢バス停すぐ隣の「木漏れ日。」にてキンキンに冷えたビールで喉を潤した。
詰めてからの下山が長かったが、充実した山行であった。

〇水量:ふつう(平水量より多めのようだが問題なし)
〇クライミングロープ 30m×2本

<行程>
7/19 鮫沢橋10:20~荒沢橋11:30~入渓点12:00~ベンガラの滝(標高930m付近)13:30~菅ノ平(幕営)14:15
7/20 菅ノ平5:30~井戸淵6:18~北雲沢出会(1350m付近)9:00~三条ダルミ(1760m付近)11:20~雲取避難小屋12:30~鴨沢バス停16:30

<参考:気象データ(アメダス 三峰)>
雨量:7/17 4mm 7/18 13mm