小草平ノ沢

  • 期間 2025-07-13
  • メンバー L田中(35期)、SL高橋(41期)、秋永(42期)、藤木(42期)、堀越(45期)、藤田(45期)、齊藤徹(45期)、鈴田(ゲスト)
  • 記録 齊藤徹

田中Lより今回のテーマとして沢遡行(ロープ登攀)と下降(懸垂下降)が提示され、12時を過ぎた時点で同じルートを引き返すプランで出発。天候は晴れ。

大倉尾根バス停より40分ほど林道を進み、10時40分ごろ小草平ノ沢取付きから入渓する。
勘七ノ沢分岐点までは比較的平坦な地形であった。
560mの地点から始まる連続4本の4~5m級の滝の登攀。最初の5m級の滝でロープを出してクライミング。高橋SLがリードクライマーとなり、残置ボルトで支点を構築。後続はインラインエイトノットでのハーネス固定で登る。
続いて現れた2本の4m級連瀑は、最初に秋永さんが奥の滝上でビレイ、高橋SLが手前の滝上で2本目のロープを使いビレイ。フォロワーは1本目の登攀後、ロープを替えて2本目の滝を続けて登攀。いずれもインラインエイトノット固定。
2本目の滝上で秋永さんは倒木を確保支点とした。周辺に支点となり得る信頼性のある立木や岩は見当たらなかった。
連続する滝の最後5m級は巻道でクリア。
その後650mの平坦な場所で一本。12時を回っていたこともあり、休憩後予定通りその場所から引き返す。
 
ロープで登攀した滝を懸垂下降する。最初の5m級の滝は2本のロープを二手に分けて半々で降りる。ルベルソは使わずHMSカラビナにムンターヒッチで下降した。
4m級2本の滝での懸垂下降。30mのロープを2本ダブルオーバーハンドノットで繋げた。ダブルオーバーハンド先端の結び目は上部から引っ張って回収すること。結び目を下から引っ張ると隙間に引っかかる危険性大と、田中Lより指導をいただく。
4本目の5m滝の懸垂下降後は、平坦な地形を各々水遊びなどしながら入渓地点に戻った。14時半、小草平ノ沢取付きに帰着。

<主な装備>
30mロープ × 2