沢の下降の講習を終えた本科生を誘って沢登りへ。皆さん都合が合わず本科生は堀越さんが参加。多摩川のシダクラ沢を選択した。
惣岳バス停で降り、少し歩いてから吊り橋を渡る。
東京発電(株)の施設脇で沢装備に換装し入渓。
アメダス小河内によれば最近1週間に降雨はなかったはずだが、水量が多い。
早速現れた4m滝でウォーミングアップ。
7m滝は高橋リード。以前と比べて圧倒的に水量が多く、滝の下部では水を思い切りかぶりながらステップを探し登った。時折息苦しくなるほどで驚いた。続く堀越さんは苦労して上部へ。
無事に登れて緊張が喜びに変わり、滝上部で記念撮影。
次なる小滝を小気味良く越えていく。
標高630m付近の大岩が現れ終盤に入る。
洞穴状の滝は左から登る。
大岩5m滝は高橋と堀越さんはロープで水流を避け、左の岩を登った。中村さんと藤木さんは果敢に水心を登ったところ、意外にガバが多かったとか。続く5m滝を登る。
標高740m付近でトチの大木に出会い、その先の二俣を右へ。
終盤の滝を登るとまた二俣が現れる。
右俣は涸れているがツメが比較的短いので、こちらを選択。急斜面の弱点を突いて登り、狙い通り標高920mの登山道に出ることができた。
〇クライミングロープ 8mm×30m 1本(7m滝と大岩5m滝で使用)
〇水量:多い
<行程>
惣岳BS8:45~発電施設8:55-9:20~7m滝9:55~大岩(630m)11:25~二俣(740m)12:20~登山道(920m付近)13:30~サス沢山14:00~奥多摩湖BS15:00
<参考:気象データ(アメダス小河内)>
〇雨量:7/27~8/3 0mm
