とにかくヒルが出ないうちにと、裏妙義、丁須の頭周回を計画した。山と高原地図(昭文社)の破線ルートである。といっても鎖や看板など豊富で迷う隙はない。
国民宿舎跡からしばらく登った標高880mあたりで振り返ると、向こう側に星穴岳。星穴が大きい!
鎖場が続く。ルンゼを登りトラバースなどして丁須の頭の下に到着。
核心は3mほどで、鎖はあるが一瞬のハングが怖いのでロープを使って1ピッチ登攀。上は狭く下に別パーティーがいるためすぐに懸垂下降した。
そこから水平距離で200mほど進むと垂直の20m鎖場。
鎖は使わず2回目の懸垂下降。割と順調。しかし、日が高くなるにつれ非常に暑くなり体に負荷がかかる。いかにも妙義っぽいトラバースを繰り返すうち、やや熱中症気味に。
こまめに休みを取りながら、赤岩、烏帽子岩、風穴尾根の頭を通過。
三方境までたどり着き、下山した。ヒルには出会わなかった。
<行程>
国民宿舎跡7:30~丁須の頭9:30~赤岩12:00~三方境13:30~国民宿舎跡15:00
<主な装備>
50mシングルロープ(懸垂下降には30mでは不足と思われる)