今回は土樽駅からスタート、群大ヒュッテを経て小屋場ノ頭で幕営し、翌日悪天候になる前にピストンで下山しました。
残雪期ならではの楽しみ方とちょこっとロープワーク、アイゼン歩行(特に下りの強化)訓練となりました。
■4/5(土)
土樽駅からスタート。昔は駅舎で幕営したとか。
駅の裏手からショートカットで道に降りる、というより落ちる。
ユンボで除雪された道をしばらく歩く。ちょっとした雪の回廊。
雪道に入り、ワカンを装着。
群大ヒュッテ前には松本さんが驚くほどの立派な橋がかけられています。
その後はワカンを装着したまま上ります。初めての経験。意外とガシガシ登れます。
小屋場ノ頭(1182m)を整地し、今宵の宴会場を作ります。幕営地からはシッケイノ頭、仙ノ倉山、平標山が見えます。いつかリベンジしよう。
乾杯~!
テントの中で懐メロを聴きながら二次会。
夜中、テントの外は強風で何度か目が覚めます。風よけに積んでいたブロックも南風の影響で融け、テントを直撃してきます。
■4/6(日)
予報より好天になり、気温は朝から高め。雪は柔らかくアイゼンを滑らせるよう下山します。下山は苦手でまっすぐに下りるのも怖いし、トラバースも怖い。一個所だけロープを出し、懸垂下降しました。
取付きまで下りてワカンに履き替え。
群大ヒュッテを過ぎたところでコンテの練習。皆と歩調を合わせるのが難しく、ロープを踏まないよう注意を払います。時折、滑落を模して斜面で滑ってみたりして、どの程度の衝撃が前後の人に掛かるのか検証しました。今回は優しい滑落(?)の上に様子が見えるので身構える事ができます。これが急斜面でのいきなりの滑落ならばどれほどの衝撃か、自分は耐える事ができるのだろうか。
下山飯は越後湯沢駅で新潟名産のふのり入りへぎそばをフキノトウの天ぷらと共にいただきました。
<行程>
4/5 土樽駅~毛渡沢橋~群大ヒュッテ~小屋場ノ頭(幕営)
4/6 小屋場ノ頭~群大ヒュッテ~毛渡沢橋~土樽駅