GW企画・北ア・上高地~槍ヶ岳

  • 期間 2013-05-03~2013-05-06
  • メンバー L土方(26期)、SL田口(22期)、二見(27期)、舘(27期)、加藤(光)(29期)、保岡(32期)
  • 記録 舘・保岡

5/2(木)
前夜発組は田口さんの車に同乗させてもらい、新宿を23時頃出発。
沢渡駐車場に4時過ぎに到着。テントを張り仮眠。

5/3(金)
8時頃起床し、タクシーで上高地へ。朝からすっきりとした青空。沿道の山桜がきれいだった。
上高地バスターミナル付近で朝発の加藤さんを待ち、11時過ぎに合流した。
ババ平まで行って、翌日空身で槍ヶ岳をピストンする案もあったけれど、計画通り横尾で幕営し、翌日槍の肩で幕営することにした。
11:50に上高地を出発し明神に12時45分到着、トイレ休憩後13時出発徳沢に13時45分通過して14:40横尾着。道には雪がなかったが、横尾に近づくと両脇に残っている雪の量が増えていった。



既にたくさんテントが張られていた。設営後、空いているところで翌日の槍の穂先を登るときのロープでの確保の仕方を確認した。
夕食はスープパスタとおでん、宴会中に焼酎を私保岡がテント内にこぼして田口さんに怒られる(冷や汗)。
20時頃シュラフにもぐり込んだ。

5/4(土)
4時起床、朝食はラーメン。撤収して5:50出発。
横尾を過ぎると登山道に残っている雪の量が増えて行き、ピッケルを出した。
槍沢ロッジ着。ビーコンやスパッツ、アイゼンなどの装備をつけ8:30出発。空が青く、陽射しが容赦なく照り付け、暑い。




大曲を過ぎ11:30頃雲行きが怪しくなると、あっという間に空が真っ白になり、雪が降り始め、風が強くなる。
殺生ヒュッテが見えてきたころから、舘さんと加藤さんの足が重くなり、13:30頃いよいよ足が止まってしまった為20分近く休憩をはさみました。(状況はホワイトアウト)。
息苦しくて槍ヶ岳山荘まで行くのが辛いと泣き言を言いましたが、殺生ヒュッテも営業前で、テン場は雪に埋もれていてテントを張ることもできないので、とりあえず登り続けることに。
ゆっくり、時々立ち止まりながら何とか15時過ぎに小屋に到着。
体調の悪い私と加藤さんは小屋の喫茶で休ませてもらい、他のメンバーがテントを設営してくれました。
17時過ぎにテントに入り、夕食は加藤さんお手製の乾燥野菜など具だくさんのラーメン。
夜中、飛騨側からの風に煽られ続け、雪も止みませんでした。

5/5(日)
4時過ぎに起床した時はまだ風が強かった。軽くお茶を飲み、ヘルメットやハーネスなど装着。
ご来光を拝み、5:30頃出発。風が止み、青空。




登り始めてすぐ、最初の梯子の下で渋滞。下山道が昨夜の雪に埋もれている為、行けないとのこと。
5人のお客さんをロープにつないで前後にガイドさんがついたパーティをやり過ごすのにかなり時間がかかり、体が冷えた。




昨夜の雪がかなりついていたけれど、特に怖いところはなく6:25山頂着。
しばらく景色を楽しみ、写真を撮り下山開始。




続々と登ってくる人に声を掛けながら進むが、登るときに渋滞したところが大渋滞となっていた。
しばらく上りの人を見送り、切りのいいところで下から来る人に待つように声を掛けたが、梯子の真下まで来てしまったため、降りるに降りれなくなってしまい、立ち往生。
先頭の土方さんが梯子にロープをかけ、それを頼りに下りた。大渋滞だった。
8時頃テントに戻り朝食をとった。フルーツグラノーラにスキムミルクを混ぜたものにお湯をかけて食べた。
ほんのり甘くて、食欲がなくてもおいしく食べることができた。
9:20撤収して出発。最初の急なところはアイゼンをつけておりたが、すぐだんごになってしまうため、途中で外した。
ずぼずぼ雪に埋まって歩きにくかったので、滑りながらおりた。
天気がよくて暑かった。
12:05槍沢ロッジを出発、13:30に横尾に着き、スパッツを外した。
15:00頃徳沢着。テントを張り、徳沢園でカレーやうどんなどを食べて落ち着いた後、濡れたものなどを乾かし、徳沢ロッジでお風呂に入りさっぱりした。

星がきれいだった。
5/6(月)
6:30 徳沢を出発し、上高地に8時着。8:20のバスに乗って沢渡バスターミナルへ。
田口さんの車に全員同乗させてもらい9:05沢渡を出発し帰路へ。

舘所感)
雪山に行くたびにいつもバテてしまいます。
今回も他のメンバーに大変ご迷惑をおかけしました。体力の無さを痛感しました。

保岡所感)
槍ヶ岳山荘脇のテント泊は非常に暖かかったのですが、空気口を閉めて寝てしまい男性陣は酸欠により頭痛及び吐き気みおおわれて酸素の大切さに気がつかされました。
又行きの殺生ヒュッテ付近では天候が急激に変わりホワイトアウト状態で辺りがなにも見えないなか、旗のみを頼りに進み、辛かったと同時に山の天候の怖さを痛感いたしました。

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