霞沢岳(敗退)

  • 期間 2021-04-16~2021-04-17
  • メンバー L田中(35期)、小林英(25期)
  • 記録 小林英

年末に敗退を喫した霞沢岳西尾根のリベンジだが、今回も悪天(雨)のため撤退。次のチャレンジはまた年末年始か早めの残雪期か。

■4/16(土)
12:50 釜トンネル入口で気温8℃、小雨。この天候に早くも帰りたくなるが、砂防工事事務所入口まで行くと雨は止んだ。ゲートの位置に汚い雪の山があるが、それを越えると道が出ており、前回取り付いた斜面も笹薮になっている。事務所へ向かってもう少し進むと斜面の笹の中にロープの下がった階段があった。尾根に上がったところに電柱が建っているので、送電線の巡視路なのだろう。
尾根の北側斜面には雪が残っているものの、尾根上は笹薮の踏分け道でしかも急登。前回はアイゼンを着けていたためか急傾斜は所々という印象だったが、今回はずっと続く感じ。その上、笹が手前(斜面下側)に向かって倒れており歩きづらい。それでも15時半に前回のテント地点を越えた。
笹薮

その先の急斜面にまだらに残った雪が一部凍っているのでアイゼンを装着。その先はまた雪があったり無かったり、アイゼンのまま藪漕ぎをしたり。雲が切れて一時的に日が射すこともあった。アイゼン装着

16時を過ぎ、雪の斜面をトラバースして尾根上に戻ったところに見出した若干のスペース(1960m地点)にテントを張ることにした。先に進めば広い場所もあるだろうが、雪を取れるかどうか分からない。ここは松葉の降り敷いた道の上だが、テント背後の斜面に雪がある。テント設営

明日はテントをここにデポして山頂往復の予定だが、天気がもつかどうか。夜中にまた雨が降り出した。

■4/17(日)
起床時の本降りの雨に撤退を決定。残った雪が水を含むのが嫌らしいし、雨に濡れて登るのは憂鬱だ。
雨(気温2℃)の中でテントを撤収し、5時半に下山開始。歩きやすく見えた支尾根に引き込まれて修正すること一度、急斜面の懸垂下降一度(樹木に邪魔されてロープが屈曲し、回収に手間取った)で、砂防工事事務所の道に戻った。

■行程
4/16:釜トンネル入口12:50~砂防工事事務所13:40~西尾根1960m付近(C1)16:20
4/17:C1 5:30~砂防工事事務所7:40~釜トンネル入口8:10

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