雪山アイゼンピッケル活用(雪上訓練)/富士山

  • 期間 2016-12-17~2016-12-18
  • メンバー CL松本(17期)、SL鈴木百(25期)、BU木村広(27期)、飯干(26期)、安永(26期)、小林功(32期)、宇田川(34期)、田中(35期)
  • 記録 木村広
 今回、私たちは富士山で雪上訓練をしてきました。17日は基本ステップ講習を行い、18日は技術委員会企画山行として山頂を目指しました。



■12月17日
参加者:CL松本(17期)、SL鈴木百(25期)、BU木村広(27期)、飯干(26期)、安永(26期)、小林功(32期)、宇田川(34期)、田中(35期)

早朝、馬返しに集合します。警察の方々が夜明け前から富士登山に対する注意喚起を行っています。テレビカメラマンが撮影していますが、どこのテレビ局でしょうか。

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朝早くからご指導いただき頭が下がる思いです。 17100424
ここをベースキャンプにします。この先にもビバークに適した場所がいくつもあります。もっと先に進んだ場所でベースキャンプにすると楽ですが、ここは風が弱いようです。 17104132
上のほうは風が強そうです。 17113101
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6合目付近で雪上訓練です。内容は次の通りです。 アイゼンワーク ・直登下降 ・トラバース ・斜登高   山側のつま先は進行方向。谷側のつま先は斜面に直角。 ・斜下降   山側のつま先は斜面に直角。谷側のつま先は進行方向。 ・方向転換 耐風姿勢 滑落停止技術 ・肩制動 17162900
夕食は材料を持ち寄って鍋です。 ■12月18日 参加者:CL松本(17期)、SL鈴木百(25期)、安永(26期)、小林功(32期)、宇田川(34期)、田中(35期) 18062100
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日の出です。 18082100
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8合目を過ぎた所で下山します。 【感想】 ■木村  基本ステップではアイゼンワークの指導役をさせていただきましたが、初参加の方が居なかったのと時間の制約で、常識に関する細かい部分を省いて色々まとめて説明しました。今から思えば、常識に関する部分を再確認出来るように時間をかけて説明するべきでした。今回、斜登高と斜下降のつま先の方向について、斜度にもよりますが今まで谷側の足をだいたい60度開く事くらいしか意識したことがありませんでしたが、松本講師よりご指導いただき、より深く理解することが出来ました。  今年もあまり積雪がなかったのが少々残念でしたが、晴れた富士山での雪上訓練は気分爽快でした。来年は雪を求めて、もっと上のほうまで登って訓練するほうが良いかもしれません。

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