荒船山

  • 期間 2013-04-16
  • メンバー L加藤(29期)、一宮(29期)
  • 記録 加藤

車で下仁田ICから登山口の内山峠へ向かう。峠へ向かう集落では桜が散り始めていたが、だんだんと標高が上がると新緑も少なくなった。車窓から荒船山の岸壁が見える。峠には15台くらい停められそうな駐車場があって既に2台停まっており、支度中にもう1台来た。

9時10分に駐車場を出発、上ったり下りたりの道が続く。予報に反して意外と暖かく、また、ずっとしゃべりながら歩くので、歩き始めてすぐに汗をかいた。薄手のフリースを脱いで長袖シャツ一枚になる。新緑はまだでも、スミレがあちこちで咲いていた。艫岩(ともいわ)まで標高を上げていくが、傾斜のゆるい、斜面を巻いた部分が多く、段差もステップを刻みやすくて、歩きやすい道だった。ただし3箇所ほど急な岩場があり、夏靴が久しぶりでカンが戻っていないので、そこだけ慎重に通過した。

10時30分に艫岩から少し進んだところにある東屋に着いた。岸壁の上には山の絵と方角を刻んだ方位指示盤があった。晴れてはいるものの霞んでいてあまり遠くまで景色は見えなかったが、見えるときは御嶽山まで見えるらしい。北アルプスがあるはずの方角をぼんやりと眺める。少し休憩した後、なだらかな船の甲板の上を進む。一面を笹が覆うように生えていて、木は一本一本間隔を開けて生えていた。笹の中の一本道をのんびり進む。11時過ぎに経塚山と星尾峠の分岐、少し登ると経塚山の山頂に着いた。山頂は視界が広くないが、稜線上に少しスペースがあり、数組の人が座ってお昼ご飯を食べていた。他の方としばらく話をしていると空気が冷たくて体が冷えた。

12時半ころ山頂を下りて、来た道を戻る。山頂で会った人から、登山道のすぐ脇の木の洞に蜜蜂の巣があって蜂が出入りしていると聞いたので、探しながら歩く。13時半ころに東屋に着き、休憩。さらに下り始めると風が出てきた。北側から風が吹いていて、尾根に風が遮られているところは歩き良かったが、鞍部や風にさらされる箇所は寒かった。岩場を慎重に通過して、あとはきれいな木を触ったり岩をいじったりしながら歩いて、15時10分ころ駐車場に帰着。

<行程>
内山峠9:10~東屋10:30(休憩)~経塚山11:30-12:30~東屋13:30(休憩)~内山峠15:10

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