苗場山 ボッカ訓練

  • 期間 2010-10-11
  • メンバー 木村広
  • 記録 木村広

 2:15起床。今日はボッカ訓練。カーボローディングを済ませて、3:45マイカーで出発。昨年同様、眠気眼での運転となる。

 8:20小赤沢コース3合目駐車場到着。この駐車場には、小赤沢からの林道が通じている。石打方面から、国道405号線を秋山郷に向かって進み、小赤沢の楽養館に入る道を通り越してすぐの道が、その林道である。気が付かないほど小さい標識有り。駐車場で入念に準備体操をしてからザックを背負う。ザックの総重量は、30.5~31kgに調整してある。

 8:40出発。霧雨の中、抜かるんだ登山道を進む。天気予報では、関東地方は気温は高く晴れ模様だが、関東北部の山沿いでは午後より晴れとのこと。群馬県に近いので、山頂に着くころまでには、晴れていることを期待しながら登っていくが、しばらくすると雨粒が大きくなり、レインウェア上を着る羽目になる。新潟県では午前中に、大雨警報が出ていることを思い出して不安になるが、ここまで来て引き返すのはもったいない。期待の紅葉は間近だと気を取り直してがんばって登っていく。抜かるんだ登山道は、小さい沢の様相を呈してきた。ぬかるみにはまらないように、微妙なバランスを保ちがら水溜りを避けていく。そのため、歩幅を思うように調整できず、運動量が多くなってしまい、レインウェアを着たこともあって汗が噴き出す。これはこれで本日の体育の日にふさわしい。しばらくすると雨は弱くなり、二つ目の水場までくると、ほとんど止んだ。時折、雲間から青空が見えるようになり、辺りの紅葉も輝きだす。登山道は徐々に急登になり、鎖場が現れるが、難しくは無い。一見、この場所にどうして鎖が必要なのか分からないと思うが、下りの際は心強いだろう。

01 霧の中の坪場
霧の中の坪場 02 霧の中の湿原
霧の中の湿原  やっとの思いで坪場の前に到着。視界は一気に開け、霧の中に池塘を見る。坪場も霧の中だが、天気は回復傾向にあるようだ。ここから一気に山頂まで進もうとペースを上げるが、道のりが意外と長く、バテそうになる。山頂はどこなのだろうか。さっきからずっと山頂にいる様な気もするし、いつまでたっても山頂に辿り着けない様な気もする。いいかげん荷物を降ろしたいと思いながら小さい樹林帯を抜けると、そこには青空の下、光り輝く池塘と鮮やかな黄金色の湿原が一面に広がっていた。 03 光り輝く池塘
光り輝く池塘 04 山頂方面を目指す
山頂方面を目指す 05 もうすぐ山頂!・・・か?
もうすぐ山頂!・・・か? 06 山頂
山頂 07 山頂からの穏やかな景色
山頂からの穏やかな景色 08 霧が晴れた坪場
霧が晴れた坪場  12:45山頂到着。早速、重量を稼ぐために背負ってきた水を捨てる。四方の山々は、雲に隠れて見えない。どうやら、苗場山山頂だけ晴れているようだ。幸運である。暖かい日の光を浴びながら、山頂の広大な湿原を見て、登ってきて本当に良かったと思った。荷物が軽ければ、もっと良かった。 12 下山途中の紅葉
下山途中の紅葉  13:40下山開始。途中、苗場神社に寄る。坪場の霧は晴れていた。紅葉が美しい。下山途中は紅葉三昧だった。しばらく下ると、また霧につつまれてしまったが、どうやら下界の天候は終日良くないようだ。  15:55登山口到着。無事下山となった。とても楽しい登山であった。帰りに秋山郷銘菓、栃の実大福を買い、関越自動車道で渋滞につかまり、22:00帰宅。もしかしたら登山よりも運転のほうが疲れたかもしれない。ちなみに、後日食した栃の実大福は、とてもうまかった。機会があったらまた買おうかと思う。 [行程] 登山口(8:40)~山頂(12:45/13:40)~登山口(15:55) [重量] 30.5~31.0kg [所感] 登り所要時間は約4時間。標準コースタイムは、3時間30分。休憩時間を考慮すると、普通のタイムか。もっと良いタイムが出せるように、これからも精進していきたい。

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