奥多摩 水根沢

  • 期間 2013-08-25
  • メンバー L矢田(15期以前)、土方(26期)、加藤(29期)、保岡(32期)、田浦(32期)、小林(功)(32期)
  • 記録 小林(功)

8:30 奥多摩駅改札待ち合わせ、曇りだった天気も雨に変わった。
天気は悪かったが、車中は登山客が多く感じた。
駅前からバスに乗り水根バス停で下車。
水根の駐車場には、登山メーカー「キャラバン」の大型団体がいた為、ここでは、着替えずトイレを済ませ水根沢キャンプ場奥の入渓地点まで歩き、そこで着替え準備になった。
今回は、沢を泳ぐ場面が多くあるとのことで、防水体制は万全にし 9:40出発。

水根沢 006

さて沢に足を入れて一番最初に感じたことは、「冷たい!!」皆からも、冷たいの声があがる。
水温は低いが、どうやら水量は多く、水根沢を楽しむには最高のシュチエーション
寒さの不安もあったが心が踊るなか、木々に覆われた沢を進んで行く。

最初に出てきた小滝は、すんなり通過。
続くCS3mの滝は、増水している為、水量は十分、手前5m位に淵があり取りつくまでは右岸からへつり中間部から水を浴びながら登った。
早速、ずぶ濡れになりテンションが上がった。
しかし、矢田講師はサポートをしていたいた為、10分以上も水につかり寒い思いをさせる結果に・・・すみません。

2条CS3mの滝では、腰の深さの淵を進み、中央の岩を登った。
ここでは水流が多く、滑りやすい箇所があり、土方さんが灌木を支点にしロープで確保してくれました。

続く3mちょっと高さのあるCS滝は、腰まで水に浸かって進み左岸を登る
手前から見た感じは、簡単に見えたが、実際に登りはじめると高さがあり側面をスライドするように移動するのが難しく感じた。

CSトイ条4mの滝では、今日のコンディション(カラダが冷えていた為)を踏まえ、滝からは
登らず、左手の岩を登った。
皆が登り終えた後にロープを出し懸垂下降で降りました。
今年に入り、2回、講習で日和田に行っていた為、初の実地でしたが安心して降りることができました。
日々の訓練、トレーニングが大切だと実感しました。

水根沢 037

続く2段+5段の大滝は、右壁を登る。
念の為、土方さんがロープを出して確保しました。
CSトイ条4mの滝での懸垂下降と大滝のゴルジュ帯が終わりホッとする。

ここから、先は易しい小滝、淵が連続する。
2mの滝、ウォータースライダーを感じさせる滝があり真夏日なら間違いなく楽しめるイメージ
今日の気温を考え水遊びは断念した。

その後、小滝、へつり、淵泳ぎを繰り返し、わさび棚を超え、気がつけば半月ノ滝6mに到着。
第一印象は、名前の由来どおり、キレイな半月の形をしている。水量があり、迫力がある。
最後の難関、両手、両足を突っ張りながら登るということにテンションはあがる。
まずは、矢田講師が先行しロープで確保、その後、保岡さんがすんなりと登る、さすがに慣れている。
自分の番、初の突っ張り、水しぶきを浴びながら、両手、両足に力を入れジリジリと登る
登るにつれ、淵は広がり、最後の所では真直ぐに伸ばした状態の突っ張りになった。
無事に登れホッとする。
その後、他メンバーも突っ張りを満喫し、無事に全員登り終えた。

水根沢 064

そして、間もなくのところにある遡行終了地点に13:45到着。
無事に終わってホッとした。
気温、水温が高い時に再度トライし存分に水を浴びたいです。
今回を振り返り、沢登りのフィールドは山深く、自然が多く最高のシュチエーション。
しかし、その中で、沢に道標はなく、地形図を読み、自らの判断で進む為の経験と技術が必要だと痛感しました。
これからも、多くの経験をし、学んでいきたいです。

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