大源太山

  • 期間 2012-03-17~2012-03-18
  • メンバー L浦野(27期)、松井(26期)、舘(27期)
  • 記録

■3/17日(土)
7:29越後湯沢着、タクシーで大源太山登山口へ。予報通り気温が高く小雨模様。
8:20頃出発。林道を少し行ったところでワカンを装着、そのまま林道を進み、途中から沢沿いを歩いた。
林道を見失い、ここでちょっと迷う。周りの景色や地形と地図を照らし合わせながらそのまま沢沿いをしばらく行くと林道からの橋にぶつかり、ヒロクボ沢出合の少し先から弥助尾根に取りついた。
とにかくまっすぐひたすら上に登っていく尾根で、湿った重たい雪にズボズボ埋まり、登っても登っても落っこちてなかなか進めなかった。
A (640x427)

1140m付近の鞍部で幕営。雨は時々小康状態になるが止むことはなく、風も時折激しく吹き、テントを張っている最中も飛ばされないように3人で必死に押さえる場面もあった。
早々とテントに潜り込み、お茶をしながら水を作り、ゆったり過ごした。

■3/18(日)
4時起床、5:50テントと荷物をデポして出発した。
残念ながら、予報通りの天気。昨日のような風はないものの真っ白な空の小雨模様。
ツボ足でしばらく行く。登山道と合流した辺りから両端が切れ落ちたヤセ尾根となった。
雪庇が張り出しているし、今にも落ちそうな雪の分厚い割れ目がそこらじゅうにあってどこを歩いていいのか悩んでしまう。その上、ザラメ状の雪にズボズボはまり、なかなか抜けなくて苦労した。
尾根の先に青い空があったらどんなに気持ちいいだろうなあと恨めしく思いながらひたすら登った。
B (427x640)

凍っている岩場などもあり、1500m付近でアイゼンをつけた。
9:20過ぎにピークに到着。山頂の標識はかろうじて頭を出していたので、写真を撮ってすぐに下山。
C (427x640)D (640x480)

11時頃テン場に戻り撤収して下山。
二日間、誰にも会わなかったが、カモシカには何度か遭遇した。
15時登山口に到着、タクシーに乗車。気温が高かったので歩いている時は寒さを感じなかったが、全身ずぶ濡れで急に寒くなった。
駅近くの江神温泉で温まり、新幹線で帰京した。

<舘所感>
雪質がとにかく歩き辛くて、今までにないぐらい、帰ってこられないかもと思うぐらいしんどくて、お二人には大変ご迷惑をおかけしました。
特に2日目は、後半の平らな道も歩くのが辛くて、随分時間がかかってしまいました。雪山は体力がいるなあと改めて思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>