新崎川・大杉沢

  • 期間 2023-04-22
  • メンバー L平(40期)、舘(27期)
  • 記録

湯河原の沢なら4月でも寒くない...かも。昨年、期待しないで行ってみたら思ったほど悪くなく、今年の沢始めに企画。

湯河原駅から9:00発の幕山公園行きのバスに乗車。曇り空で、冬場は賑わう幕岩も岩登りの時期としては少し遅いせいか、バスはがらがらだった。
終点で降りて、管理棟の脇の階段を上り左へ。車両通行止めのゲートを避けて通り、しばらくは舗装路を歩く。犬を連れたハイカー何組かに会う。
水道施設手前のゲートで舗装路が終わり右の山道へ。踏み跡は明瞭で、細い沢を一度渡ったところだけが判りにくいが、テープもある。
歩くこと約1時間、林道と合流すると白銀橋へ到着。「しろか(が?)ねばし」と書いてある。橋を渡ったところの左の踏み跡から下り、橋の下で沢装備になる。
ゴルジュもどきは左から抜け、幅広の3m滝。右にトラロープを探す。判りにくいが少し上がったら見つかった。トラロープから水流に戻る箇所はあまり良くない。
中尾沢との分岐でひと休み。中尾沢の少し先に六方の滝という名所があるとのネット記録を読んだので、見に行くか舘さんに訊くが、あっさり断られる。
この先が、後から思えばいちばんオイシイところだった。小滝とナメ滝が連続する。舘さんに先に行ってもらい、写真を撮りながらノンビリ登る。気分よく登れそうだと思って取りつき、甘い手で足を突っ張りながら体をずり上げていたら、足が抜けて滑り落ちた。後ほど気付いたが、本にある4mスラブ滝だったのか。倒木帯を抜けてまた二俣。1時間程度歩いたので、ここで休憩。

5m滝

5m滝

ナメ滝

楽しいナメ滝

GPSで確認して進路を右へ。その先に現れた大きめの滝は、トポ(『新板 東京起点沢登りルート100』)と合致しないような気がする。不安になって足が早まり、またいくつかの小滝と倒木を乗り越えて、木製の目立つポンプ小屋を見たときにようやく安堵した。どうも前回ツメを間違えたらしい。
ゴム製の人工物があちこちに見られる。もう終わりそうな雰囲気のところでハング滝に着いた。これも前回には辿り付けなかった滝で、ずいぶん立派である。ハングの左から上がって右にトラバース、水流沿いを左上した。少し滑っていて高度もあるので、立木に支点をとってロープを出した。
ハング滝

ハング滝

さらに進んで朽ちた橋のある登山道にぶつかる。ここは見覚えのあるところ。左に上がって土肥大杉の道標を過ぎ、巻くように登ると車道に出た。ここで沢装備を解除。
終了点

車道に出て終了

県道沿いのバス停「箱根レーダー局前」に来るバスは運休になっている。車道を下りながらバス停をいくつか素通りし、天照山ハイキングコースに入った。滝も見物して、奥湯河原のバス停に16:00過ぎに到着。バスは15分に1本程度はある。バスを途中下車してこごめの湯に寄り、湯河原駅へ。反省会をしてから帰途についた。

<行程>
幕山公園9:30~白銀橋10:30-11:00~土肥大杉の碑(県道)14:20~奥湯河原バス停16:10

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