高反山(地図読み)

  • 期間 2016-10-16
  • メンバー L小林功(32期)、宇田川(34期)、田中(35期)
  • 記録 田中

谷川岳東尾根山行の予備日が空いたので、来週の地図読みの予習をすべく道がないと言われている高反山に行くことにした。ところが登りも下りも道を間違えてもっと訓練が必要なことが如実にわかった有意義な山行であった。

群馬県多野郡上野村はお隣が長野県佐久。最寄りの鉄道駅、JR高崎線新町までバスで2時間10分の秘境。コンビニもない。がしかし、谷川岳東尾根5ヤッホー(*1)で浮かれていたので遠くのセブンイレブンで酒とつまみを買い込み、道の駅上野で大宴会をした。楽しかったです。

幸い二日酔いにならず5時に起床し、朝食をいただき6:19のバスで登山口に向かった。高反山の東稜から登り、南の檜峠を下る予定であった。

地図読みの山は取り付きが大切。案の定、一つ西の尾根に取り付いてしまい、解せない思いを抱きながら山頂手前で間違いに気がついた。思い起こせば、ガイドブックの記載が「左へ杉林のよい道を下り」とあったので勘違いしてよい道をどんどん進んでしまい、西の奥の尾根に乗ってしまったのだ。
その後は道なき道を地図の方角に突き進み、強引に突破して山頂に着いた。下山時もおそらく874m付近で右の尾根に入ってしまい、下山予定点から3kmくらい遠くに降りて、しかも鹿柵に阻まれて降り口が見当たらず、野獣の如く彷徨した。
taka1

悔しさのあまり車で取り付きに戻ってみたところ「右の小さい沢」に踏み跡があり、明らかに取り付きのようであった。こっちかい!

*1「ヤッホー」とは山ノボラーの幸福度を表す指標。5ヤッホー=今季最高山行

<小林功所感>
谷川岳東尾根の翌日、せっかく群馬に来たのだから翌日も山にと、お駄賃感覚での山行。 しかし、油断をしたのか取り付きを間違い、違うルートで登頂、帰路は下界近くでまたまたルートを間違える結果となった。実に読図は難しく楽しいと思えた。そして今回は、まずは取付きを慎重にという感覚を脳裏に焼き付けることができた山行となった。
次の山行こそ間違わずに読図をするぞ!! 今回の山行も5ヤッホー!!田中さん、宇田川さんありがとう!!

<宇田川所感>
前日の谷川岳に気を取られ下調べが不足していた。取付き部分ではもっと慎重に確認が必要であったと思う。今回は反省ばかりの山行ではあったが、読図の奥深さと楽しさを再確認できた。今回の失敗を教訓にし、来年是非、高反山リベンジしたいと思う。

<行程>
高橋バス停6:40~小倉山8:40~高反山9:40~乙母11:30

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