三ツ峠 四十八滝沢

  • 期間 2013-02-16
  • メンバー 木村広、二見
  • 記録 木村広
 今回、我々は初級者向けアイスクライミングルートと言われる四十八滝沢(千段の滝沢)へ行ってきました。当日は終日晴天で、快適なクライミングを楽しめました。

 2月16日朝、大月駅に集合し、マイカーで現地駐車場へと向かう。宝鉱山駐車場から北口登山口へと続く林道は、前日に降った乾雪が積もっていて、四輪駆動車でなければスタックしそうだ。マイカーを駐車して、準備を整えて出発。北口登山道を登り、三段の滝の手前から四十八滝沢に取付く。

03 三段の滝
三段の滝 04 七福の滝
七福の滝 大滝は水量が豊富で、氷が張り付いた左岸を登る。七福の滝は、左岸から右岸へトラバースして傾斜の緩い部分を登る。 05 白竜の滝
白竜の滝 白竜の滝は、正面のルンゼ状を登る。 08 三ツ峠山頂 記念撮影
三ツ峠山頂 記念撮影 09 富士山(三ツ峠山頂から)
富士山(三ツ峠山頂から) 白竜の滝を登った後は、沢を詰めることになる。白竜の滝直後の二俣を左に進路を取り、谷が逆くの字に曲がった後に、大きな倒木が現れ、その手前から、左岸の尾根に取り付く。尾根伝いに登って、御巣鷹山と開運山の間の登山道に出る。息を整えてから開運山山頂へと向かう。誰も居ない山頂で、晴天の富士山が我々を迎えてくれた。 【木村所感】  晴天のもとで、念願のアイスクライミングルートを登ることが出来て、とても楽しい経験となりました。積雪が豊富で、煩わしく感じましたが、先行パーティーがラッセルしてトレースを付けていったので、登山道までのルートファインディングに迷うことはありませんでした。また、傾斜が緩い氷壁の積雪は、ピックやアイゼンの刺さり具合が甘くなる要因となるようで、簡単そうな傾斜でも神経を使いました。  装備については、シングルロープ40mを持参しましたが、50mあったほうが安心かもしれません。 【二見所感】  1月始めに来た時からは、大部結氷が進んで時期到来。他に3パーティ程が前を行く。講習を含めて数回のトップロープを経験して初めての本番入門ルート。3回のロープ使用で広ちゃんが2回リード、ラストの(白竜の滝2段15m?)ランナーを使う短い所をリード。一歩一歩のアイゼンを確実に刺さないと抜ける。沢の源頭部はいつものことながら息が上がる。電波塔~山頂へ、雄大な富士山を堪能する。西風が強く早々に下山。山頂近くでもマイナス6-7度の温度は八ヶ岳のマイナス20度の世界と比べると助かる。天候にも恵まれて日帰りのアイスクライミングを楽しむことができた。夏の沢登りに来てみたい。大月からの帰りの特急電車が人身事故に遭遇して帰宅は最終電車になってしまった。 【行程】 大月駅(8:40)=駐車場(9:20/9:30)~北口登山口(9:55)~三段の滝(11:30)~七福の滝(12:45)~白竜の滝(13:50)~三ツ峠山頂(16:30)~北口登山道~駐車場(19:05)

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