丹沢・前大沢、モミソ沢 アイゼントレーニング

  • 期間 2014-12-07
  • メンバー L鈴木百(25期)、小林英(25期)
  • 記録 小林(英)

大倉のバスターミナルから風の吊橋を渡る。今日は田口リーダーのもう1隊がモミソ沢を登下降するので会うかもと思っていたら、橋から下りた所でリーダーを待つ一行と出会った。こちらはそのまま戸川林道を歩いて倉見山荘(廃屋)へ。12月の沢は寒いだろうと厚めのシャツ、ズボンを着てきたが、天気がよくて暑い。

水無川を渡って身支度し、アイゼンを着けて、10:00 前大沢に入った。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 倒木多く、荒れている印象

最初の5m滝で早くも前爪頼り。
3m滝を越え、倒木を潜ると堰堤滝に突き当たる。最初に鈴木が右側を試みるが難しく、小林が左側スラブを登る。こちらも上部に手掛かりが乏しい。何とか上がりきって見ると、地面に埋め込んだようなボルトに残置スリングが掛けてあった。
6m滝は左壁に残置スリングが2本。上部のものはそこに足を掛けろということか? 鈴木が先に上がってロープを下ろし、小林は確保があるので思い切って残置スリングが使えた。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次の5m滝は小林が先行。左側を上がって岩壁に斜めに固定されたスリングを掴む。
4m滝に続く堰堤は左側の泥っぽい(泥の下は岩)箇所を小林先行。上部は掴むものがなくなり、引っ掛けている前爪が外れないかと足元を気にしながらずり上がった。
『東京周辺の沢』に「快適なナメ滝」とある箇所は、倒木や落ち葉で最初ナメと分からず。
(たぶん)3段10m滝は小林が先行したところ、またもや上部にホールドが乏しく、次のスタンスに届くほど足を上げられずに膝をついてしまい、そこからの動きに苦労した。
沢が終わって大倉尾根の登山道に出るまでは土の急斜面。上からだんだんに落ちてきたらしい鹿の頭骨や肩甲骨があった。
モミソ沢には掘山(943m)付近から入るのだが、時間も早いので掘山の家まで行って休憩。

腰を上げて地形図で見当をつけ、掘山の手前から鹿柵に沿って下りていく。結構な急斜面となり、落ち葉の下はガレ。谷間に降り立って少し行くと大棚12mで、もちろん懸垂下降。以下、適宜にロープを使う。
水無川に出て装備を解き、林道を歩くうちに日が暮れた。青色LEDで照明された風の吊橋が美しかった。
(文中敬称略)

<行程>
大倉バスターミナル8:40~前大沢入渓10:00~大倉尾根登山道12:30~掘山の家13:10-13:30~掘山13:40~大棚14:20~水無川(モミソ沢終了)16:00~大倉バスターミナル17:10

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