両神山塊・天理岳

  • 期間 2014-06-28
  • メンバー L小林英(25期)、成瀬(27期)
  • 記録 成瀬

梅雨真っ盛りで雨の中スタート。両神山荘の横から登山道に入りしばらく表参道を進む。すぐに目印の「山道」の道標があるが小さい神社の先は道がなくなっていたので戻る。もう少し進むと再び「山道」の道標があり、今度はコンパスもピッタリだし参照した『藪岩魂』(山と渓谷社)の表記どおりに長尾沢も見えるので安心して登る。しばらく沢沿いに進み神社跡の上で二股を左に行くと、やがて踏み跡は消えて泥まみれになりながら尾根を目指して急傾斜を登る。やっと犬曳尾根に乗りさらに天理尾根に着くと登山道らしくなりホッと一息。そのまま進み鎖のある岩場を登りきると天理岳頂上に到着。地形図では標高1150mのいびつな楕円形の山頂だが、実際は1173.3mのプレートの付いた木のある一角と、小さなお社のある一角を繋いだ細い形。プレートの先からいったん下りるともうひとつ岩の高まりがあってこちらにも祠が乗っている。お天気ならば両神山が間近に眺められるだろうに全く何も見えない。お社に登頂を感謝し記念撮影をして下りる。
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天理尾根では支尾根(長尾尾根)に外れそうになったり905mの標石を見落として北東方向に行きそうになったが、いずれもリーダーがすぐ気付く。1040mの岩峰では念のためロープを出した。
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905mから下りた奈良尾沢峠には立派な道標があり、この先は楽かなと思うとトラバースはまた道なき道となりドロドロ。
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その先の尾根を木の幹のペンキ矢印と踏み跡を認めて下るが、ここも踏み跡は消えてしまった(後でGPSデータを確認すると、地形図で破線の付いた尾根の一つ手前を下っていた)。やっと車道に出て数分上るとバス停に戻ってきた。
最後まで雨は降り続き、短い割に濃い山行だった。天気が良い時にまた来たい。

<行程>
日向大谷バス停10:20~犬曳尾根に乗る11:40~天理尾根に乗る11:50~天理岳頂上12:10-20~905m下の道標13:55~日向大谷バス停14:30

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