表丹沢水無川 セドノ沢左俣

  • 期間 2011-09-11
  • メンバー L二見(27期)、松井(26期)
  • 記録 二見

3人で行く予定でセドノ沢右俣のリベンジを計画していたが、1名体調不良で2名になった。無理をせず、左俣に変更。前日モミソ沢入渓点の懸垂岩で岩トレ後、戸沢キャンプで神森さんからの新鮮な八ヶ岳野菜をご馳走になり英気を養った。
9/11(日)8時過ぎ、大倉に1番のバスで来て頑張って歩いてきた松井さんと合流、キャンプ用品等をツェルトにデポして身支度を整えていざ出発。
話しながら歩いていて何度も来ている仲小屋山荘を登って行ってしまった。入渓点でどうもおかしいと気付き思い引き返す。戸沢だったのだ。前回政次郎尾根を下ってきた記憶が、思い込みになってしまった。水無川に戻り間もなく源次郎ノ沢を渡り、堰堤の左をロープを掴んで越す。F1は左から、落ち口が少し難儀。
直ぐ右にセドノ沢の看板があり水無川と分かれる。ゴルジュ帯、2つの滝を越すと1:1の分岐を左俣に入る。いくつか小滝が続き、核心部13mの大滝。休憩を取りロープを出す。ガイド本通り右側から取り付く。下からは見えなかったが昇っていくと上段にもハーケンが打ってある。支点は丈夫な立ち木にダブルのインライン・フィギュアエイトノットでビレイする。このところ沢で他のパーテーに会わなかったが、今日は二人組が後についてきている。黄色い花が天然記念物と教えて貰う(サガミジョウロウホトトギス)。順調にF7を通過してF8、もうロープの必要はないと思っていたが8~10mある。ルートを見ていて思い出したが2年あまり前トシゾウ君と暫しルートを考えた滝だ。取り付き始め笹をホールドにして慎重に登る。前回はなかったハーケンが4ヵ所打ってある。ここも落口が慎重さを要求される。黒い大きめの鳥(名前?)に遭遇。
遡上すると書策新道が横切る。赤石がいくつかある。数組の登山パーテーと会う。道を聞かれ捜してみるが左岸の枯れ沢が崩壊していて発見出来ず。左沢出合、高度計及び地形図で現在地を特定したいが確信を持てない。右沢を行く、枯れ沢となる。マスキ嵐沢でも源頭部で8月末苦労したが、松井さんの読図力でほぼ予想通りの新大日と書策小屋の間の稜線に辿り着いた。アザミの葉はこの季節かなり痛い。小屋近くの休憩場所で沢装備を解き政次郎尾根経由で戸沢に降りる。戸沢で沢靴の泥を洗い着替えて、デポしていた装備をパッキングする。講習隊は今頃どの辺かと話しながら大倉へと林道歩き。16時のバスに乗車。渋沢から帰途に着く。
虫ペールで蛭対策、帰って自宅の風呂で装備を洗う時1匹発見。

セドノ沢左俣13m大滝

行程:戸沢8:50~12:50稜線13:25~14:20戸沢 14:40~大倉バス停16:00
参照:東京起点 沢登りルート120 宗像兵一(2010.3 2006.3遡行)作図 石田篤
  :東京周辺の沢 白山書房 (1996.4遡行)渋谷 哲 作図
  :関東周辺沢登りベスト50コース敷島悦朗(2000.7)山と渓谷社

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>