八間山

  • 期間 2014-06-15
  • メンバー 長澤(講師)、久野(L、22期)
  • 記録 久野

長澤講師の遠足企画「八間山」が、悪天候で中止となったため、日程を変更して自主山行としました。
八間山は、野反湖東岸を囲む山で、白砂山の稜線の一端。梅雨の雨降りから一転して、盛夏のような天気回りの元、シラネアオイの群落を目当てに歩いてみました。

この日は、野反湖へのアプローチ途上、トレランの大会が行われていました。聞けば、「SPATRAIL」という大会の第一回目で、四万温泉~草津温泉のルートで、ルート途中、野反湖を一周する、ということでした。
野反湖南端の野反峠から登山道に入り、少し登っていくと西側斜面にシラネアオイの群生地があり、周回して花が見られるように道がつけられていました。花期は終わり頃のようですが、それでもある一帯では、たくさん花をつけていました。もっとも、この山のシラネアオイとコマクサは、植生保護されているものだそうですが、
葉を見ると、かなり広い範囲の大群落で、最盛期は圧巻と思われました。5月中旬~6月中旬に限り、この群落地に入ることができ、それ以外の時期は立ち入り禁止とのこと。
まずは目当てのシラネアオイを楽しんで、登山道に戻り、尾根上を八間山へと登っていくと、登山道わきには、イワカガミやイワハゼ、サラサドウダン、レンゲツツジ、ウラジロヨウラクなどが次から次へと現れてきました。予想以上に花の多い山で、楽しい驚き。低灌木のまばらな登山道、明るく・じりじり陽に照らされ、一足早い夏山気分が味わえました。
山頂は、360度の大展望。浅間山、草津白根山、横手山、上州武尊、榛名、赤城・・・・と山座同定に忙しい・・。

下山は、茅の尾根を下りましたが、こちらは登路とがらりと雰囲気が変わり、樹林帯の中。が、登山道わきの林床には、ツマトリソウやマイヅルソウ・・・と、こちらも花の道。マイヅルソウに至っては、登山道を延々と囲み続き、マイヅルソウのコリドー(回廊)を成していました。
池の峠で道路に降り立ち、野反湖岸に降り、湖岸の遊歩道を歩いて、野反峠に戻りました。この遊歩道も、レンゲツツジとシラカバの新緑の映えるさわやかな道で、最後まで楽しませてもらえました。

予想以上に花に楽しませってもらった山行、ゆえに、しょっちゅう立ち止まってバシャバシャと写真撮って、予想以上に時間かかってしまった山行でした。

◆行程:9:00野反峠~12:00八間山~13:20池の峠~15:00野反峠

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